アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とは、人生の最終段階で受ける医療やケアなどについて、患者本人と家族などの身近な人、医療従事者などが事前に繰り返し話し合う取り組みのことです。2018年には、厚生労働省において“人生会議”という愛称が付けられています。
病気やけがによって自分の意思が正確に伝えられなくなったときに「この人ならこんな医療・ケアを希望するだろう」と家族や医療従事者が話し合えるよう、事前に自分の希望や考えを周囲に伝えておくことが大切です。
もちろん、人生の最終段階について事前に考えたくないという気持ちを持つ方もいるため、アドバンス・ケア・プランニングを希望しない方には無理に行う必要はありません。本人の希望に応じて行うことが大切です。
アイプラスでは最後まで自分らしく生活を送っていただきたいとの思いからACPを取り入れてご自身やご家族のこと、もしもの時のことを理解しお一人お一人の人生に最期まで寄り添いたいと考えています。
終末期医療・看取りに対応しているナーシングホームアイプラスでは、ご本人様、ご家族様の希望に添えるように、お話をお伺いいたします。最後の時まで人としての尊厳と、それぞれの人生が光り輝くものであるよう、スタッフ全員が看護・介護に携わります。
●食事を最後の時まで食べたい。
●入浴を可能な限りしたい。
●車椅子で散歩に行きたい。
医師と看護師が相談し、可能な限りご本人様の希望に添えるように致します。